入手から利用までの流れ

知っておきたいカードローン利用の基本

2016/07/19

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まず最初にカードの種類と違いを簡単に整理しておきましょう。

カードの種類と違いについて

【キャッシュカード】
ATMから自分の銀行口座へアクセスするためのカードで、現金の預け入れや引き出の際に使用します。銀行口座を開設すると郵送されてくるカードです。

通常、キャッシュカードだけでは銀行からお金を借りたりショッピングに利用することはできません。

【クレジットカード】
後払いで物やサービスの決済をすることができます。通常、後払いの決済機能と現金を借りるキャッシング機能の両方が備わっています。

手元に現金がなくても、またATMに行って現金を引き出さなくても買い物をすることができ、基本的に利用額に応じて現金に換算できるポイントが付与されるので、上手に使えば大変便利なカードです。

【カードローン】
通常、お金の融資に特化したカードのことを指します。
家や土地などの担保が必要なくお金を借りることができるので、個人信用が重視され基本的にクレジットカードよりも審査が厳しい場合が多いのですが、原則定職に就いていて安定収入があれば申し込み可能で、自動車ローンや教育ローンのように借りたお金の使い道を限定されることもありません。

そして大きな特徴の一つが、カードローンは毎月の返済を滞りなく続けている限り、限度額内で何度でもお金を借りたり返したりすることができるのです。

【クレジットカードとカードローンの比較】
クレジットカードのキャッシング機能でもお金を借りることはできますが、年利がカードローンよりも高くキャッシングできる金額も限られている場合がほとんです。一方、カードローンは借りられる単位が百万円単位と大きい場合が多く、年利もクレジットカードのキャッシングより低く抑えられています。その代わりというわけではありませんが、カードローンでショッピングすることはできません。

クレジットカードカードローン
キャッシング・ローン機能キャッシング枠があるクレジットカードあり。
ただし金額は限定的で金利もカードローンと比較すると高め。
ローン専用。500万円以上の融資が可能になる契約もあり。
ローン金利はキャッシングにくらべて低い。
ショッピング機能ありなし
年利 おおよそ18%前後 おおよそ5%~15%ほど

【クレジットカードとカードローンの利用シーン】
日ごろのお買い物やお小遣い程度の現金を引き出すのはクレジットカード、数十万円~数百万円単位のお金が必要な場合はカードローンを利用するのがいいでしょう。

◇クレジットカード
・お買い物の支払い
・孫へのお小遣いやお年玉
・結婚式のお祝いやお香典 など

◇カードローン
・車の購入
・新居への引越し
・海外旅行 など

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カードローンとキャッシング比較

キャッシングとの違いって何?カードローン使うコツってあるの?等、カードローンを利用するのにいろいろな疑問があるかと思います。知っておいて損はありません。

キャッシングとの違い

お金を借りて返す。という点では同じですが、逆に異なるポイントは何?ってことになります。自分のライフスタイルに合っているのはどちらか、しっかりと見極めましょう。

返済方法が違う

クレジットカードのキャッシングの返済は、基本的に利息分と合わせた額を翌月一括で支払います。カードによってはリボルビング払い(毎月一定額を支払う方法)が可能なものもあります。

これに対し、カードローンは限度額内で何度でも借入れ・返済が出来るため、残高スライドリボルビング返済という方式をとっています。これは、リボ払いのように毎月一定額の返済をするのではなく、前月の借入残高に応じて返済額が変動します。したがって、借入残高が増加すれば返済額も増加し、払い続けて減少していけば返済額も減っていく仕組みになっています。

金利が違う

キャッシングはおおよそ年利18%ですが、カードローンは年利4.0%前後~年利14%前後まで、幅があります。下記は三井住友銀行の場合ですが、借入額が多いほど年利は安くなります。

契約限度額

借入利率

100万円以下

年12.0%~14.5%

100万円超200万円以下

年10.0%~12.0%

200万円超300万円以下

年8.0%~10.0%

300万円超400万円以下

年7.0%~8.0%

400万円超500万円以下

年6.0%~7.0%

500万円超600万円以下

年5.0%~6.0%

600万円超700万円以下

年4.5%~5.0%

700万円超800万円以下

年4.0%~4.5%

遅延損害金が違う場合がある

借りる時は当然返すのを前提で借りますから、遅延損害金(いわゆる遅延利息)を比較することはあまりないのですが、借入期間が長ければ長いほど、予期せず引き落とせなかった、なんてことが起こりえます。知らない間に家族がカードで買い物をしていた、とか。

遅延損害金の上限利率は利息制限法で20%と定められており、ほとんどの会社は上限の20%で設定していますが、一部の会社は低めに設定しています。

例えば:

オリックスローンカード ⇒ 借入利率+2.1%
三菱東京UFJ銀行カードローン ⇒ 借入時の通常利率と同じ

となります。

遅延損害金の計算方法は:

借入額(元金)×遅延損害金年率 ÷365日(うるう年は366日)× 支払日からの延滞日数

ですが、実際に計算してみましょう。

例1:遅延損害金率が上限の20%の場合

借入残高100万円、遅延損害金利率20%、支払日から30日遅延

100万円×20%÷365×30=16,438円

例2:遅延損害金率が10%の場合

借入残高100万円、遅延損害金利率10%、支払日から30日遅延

100万円×10%÷365×30=8,219円

16,438円 - 8,219円 = 8,219円 もの差がつき、これに通常の金利が加算されます。

借入金額が多いほどこの差は顕著に出ますから、多額の借入を長期に渡って返済する場合はカードローン会社を選択する場合の一つの指標としていいかと思います。

結局カードローンとキャッシングどっちがいいの?

メリットとデメリットおよび想定利用シーンで比較してみましょう。

【キャッシング】
メリット
・申込み手続きが簡単で審査に通りやすい
・すぐに融資を受けられる(即日融資)
・ATM等、簡単にお金の引き出しができる

デメリット
・小額の融資が基本で金利が高い
・簡単にお金が借りられるため多重債務に陥りやすい

利用シーン
・生活費
・商品やサービスの購入
・冠婚葬祭
・娯楽・交際費(ギャンブルや急な送別会等)
・他の金融機関への返済
・本人や家族の病気・けが

【カードローン】
メリット
・限度額が大きい
・キャッシングに比べて金利が低い

デメリット
・審査に時間がかかる(即日融資もある)
・銀行カードローン以外は総量規制があり、基本的に年収の三分の一までしか借りられない
・概ね1社から50万円以上、2社以上合計で100万円借りる場合は収入証明書の提出が必要

想定利用シーン
・商品やサービスの購入
・本人や家族の病気・けが
・海外旅行
・車関連費用

すぐにお金を借りられるというメリットから、キャッシングの場合は生活費の足しや急な出費への対応が考えられます。一方多額の融資を受けられる、キャッシングを比べて金利が低いというメリットから、高額商品、サービスや長期に渡り借入れが必要な場合が考えられます。

いずれにせよ、自分の利用想定に合わせてカードを選択するのが重要です。

カードローンの上手な使い方

利息は日割り計算

カードローンの利息は日割り計算です。なので、返済期間を短くすればするほど支払利息は少なくて済みます。例えば金利18%で5万円を借りて5日間で返せば、支払利息は約200円、総額50,200円の支払で済むわけです。

給料日等、収入が確定している日に合わせて借入計画を立てることをお勧めします。

無利息期間のあるカードローン

その名の通り、一定期間の借入れであれば支払利息が不要(0円)のカードローンです。

初めての利用であれば30日間無利息とか、上限5万円であれば180日間無利息とか、各社いろいろなサービスを提供しています。

上記した日割り計算と合わせて活用すればかなりの期間借りても少ない利息で済みますので、事前に借入れ計画を立てることをお勧めします。

カードローン申し込み時の注意点


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