教育費は長期計画で

2016年8月31日

教育費はできれば削りたくない項目ですが、幼稚園から大学まで、全て私立だと仮定するとおおよそ2,000万円以上かかります。

これは住宅ローンに匹敵する金額で長期に渡ってかかる固定費ですが、住宅ローンと大きく違う点は、選択の余地がない こと。

子供の成績や方針によって進路が変わり、進学先によってかかる教育費が決まるため、住宅ローンのように決まった額を払えばいいわけではなく、事前にどれだけの教育費を貯蓄しておけるかがひとつのポイントとなります。

教育費にどれだけかかるか把握しておこう

幼稚園から大学まで、私立と公立でどれぐらいの教育費が必要か把握しておきましょう。

学校種別学習費一覧educational-expenses-table

文部科学省サイトより作成

大学の学費一覧tuition-list-of-university

文部科学省サイトより作成

おおよそですが、大学入学時には国立大学でも80万円前後、私立大学では100万円を超えることが想定されます。

 教育費を貯めるための心構え

◇教育費は削るより貯める方針で
◇「学資保険」や「低解約型終身保険」を検討する
◇教育費の貯蓄は大学の入学金をひとつの目標にする

上記の表を見ていただければ分かるように、教育費は固定費の中でも住宅ローンに次いで高い割合を占めます。

毎月のランニングコストは日々の生活の中でやりくりすればいいのですが、特に大学入学時のまとまった入学金は予め準備しておく必要があります。

なので早めの貯蓄を心がけるのはもちろんですが、例えば住宅の購入が教育費のピークと重ならないなど、人生のライフイベントも考慮して教育費の貯蓄計画を立てましょう。

教育費はできるだけ早い時期に貯蓄を始める

例えば子供が手のかからなくなる小学校入学から大学の入学金が必要になる17歳までの12年間毎月1万円貯蓄したとすると、単純計算で144万円になります。

小学校入学時に大学進学するかなんて未来のことは分かりませんが、大学に進学する前提で貯蓄しておいて損はありません。

大学入学直前となって100万円ものお金を準備するのは大変なので、少なくとも小学校低学年の段階で貯蓄を始めましょう。

児童手当やお年玉を充当する

児童手当は制度がいつまで続くか分かりませんが、現行の制度では15歳に到達してから最初の年度末(3月31日)まで受給することができます。

児童手当支給額一覧
childrens-allowance

仮に中学卒業までの児童手当の全てを貯蓄したとすると、

3歳未満:15,000円×3年間=540,000
3歳~中学校卒業まで:10,000×12年間=1,440,000
総額:540,000+1,440,000=1,980,000

で約200万円も貯蓄することができます。全てを貯蓄するのは難しいかもしれませんが、約半分貯めたとしても大学の入学金相当の金額です。

なので、児童手当=教育費と決めてしまって貯蓄したほうが分かりやすくておすすめです。

また家庭の方針にもよるので一概には言えませんが、お年玉は全額ではなく子供に渡す金額を予め決めておいたほうがいいかもしれませんね。

いずれにせよ教育費は、住宅ローンと同等の金額と貯蓄年数が必要なことを意識しておきましょう。