電気代の節約術

2016年8月21日

主な家電を効率良く使うことで使用電気量を減らし、場合によっては電気の契約を見直すことで毎月の電気代の基本料金を下げることができます。

契約の見直し

下表を参考に、自分が主に使っている家電の消費アンペアの合計が契約アンペア数とマッチしているか調べてみましょう。

ただし、契約アンペア数での基本料金形態となっているのは北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力で、関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力はあてはまらないのでご注意ください。

消費電力の計算の考え方ですが、単純に使用家電の消費アンペアを全て合算するのではなくて、

生活スタイル

を考慮して計算してみてください。

例えば、冬だと下記の表で

[常時電気を使う家電の消費アンペア合計]
10.5A ※電気ストーブとエアコンとLED照明を除く

[一時的に電気を使う家電の消費アンペア合計]
炊飯器=13A
ドライヤー=12A
掃除機=10A
洗濯機=3A
合計=38A

の場合、単純に総合計すると10.5A+38A=48.5Aで50Aの契約が必要と考えてしまいますが、基本的にご飯やお風呂の時間帯に掃除や洗濯をしないことを考えると、一時的に電気を使う家電は [炊飯器+ドライヤー] と [掃除機+洗濯機] に分けて考えることができ、消費アンペアが大きいグループは [炊飯器+ドライヤー] なので、結局

10.5A + 25A = 35.5A

40Aの契約で済むことになります。

50Aと40Aの月額料金の差は260円なので、これだけで年間

3,120円

節約できることになります。

主な家電の消費アンペア一覧表

power-consumption-of-consumer-electronics

契約アンペア毎の基本料金表

electric-bill

※東京電力サイトより作成

上記表に記載されている消費アンペア数はピーク時の目安として設定されたものですが、一時的に全家電を使用した場合はブレーカーが落ちてしまうことも考えられるので、家電の消費アンペア数を正確に把握したい場合は

W(ワット数)÷ 100V = A(アンペア数)

で計算してください。例えば1000Wのドライヤーであれば、

1000 ÷ 100 = 10A

となります。

計算した家電の消費アンペア数の合計が契約アンペア数に近くて電力に余裕がない場合は、同時に使う家電をしっかりと管理するか、無理をせず一つ上のアンペア数で契約しましょう。

待機電力のかしこい削減方法

最近の家電は待機電力が微少なのと、コンセントや主電源を切ったり入れたりする手間を考えると実はあまりおすすめできる方法ではありません。

電力計算しても場合によっては年間で千円前後の節約にしかならない可能性もあり、いろいろと手間をかけるよりは無理なく実行できる方法を選びましょう。

ここでは、待機電力を減らす場合のポイントをご紹介します。

エアコンの待機電力を減らす

エアコンを1年中使う方は対象外ですが、例えば夏の間だけ使用する方はシーズンオフの間はエアコンのコンセントを抜いておきましょう。

なぜならエアコンはすぐ稼動するように使用していない時でも

常に待機

状態になっているからです。

AV機器は待機電力削減には向いていない

コンセントを抜いてしまうことによって内部電池の消耗を速めたり、コンセントを抜いていた間に更新できなかった番組情報を一気にダウンロードすることで瞬間的に消費電力が上がったりします。

設定情報が消えてしまったり、一番警戒しなければいけないのは内部にハードディスクを使っている機器の場合、煩雑な電源のオン、オフは寿命を縮めるどころか障害の原因になりえます。

AV機器は常時通電の状態にしておき、省エネモードを活用するようにしましょう。

気楽に考える

待機電力の削減は時間あたりの金額に換算するとどんなに頑張ってもおおよそ数円にもなりません。節約するというよりは、

節約の意識を高めるため

という心構えで実行したほうがいいでしょう。

家電別の電力節約の方法

冷蔵庫の節電

◇物を詰め込みすぎない
◇開閉は必要最小限に
◇熱いものは冷ましてから入れる
◇中の物の配置を決めておく

中の物のリストを賞味期限を書いて冷蔵庫のドアに貼っておく事をおすすめします。
買い忘れや買いすぎ、消費忘れの無駄がなくなるし、リスト化することで自然と冷蔵庫の中が整理され、結果的に冷蔵庫の無駄な開閉を減らしたり、冷蔵庫内を効率良く冷やすことができます。

エアコンの節電

◇設定温度を見直す
◇フィルターを掃除する
◇室外機の吹き出し口は余裕を持たせる
◇室外機を直接日光に晒さない

環境省の推奨設定温度は、暖房で20℃、冷房で28℃です。冬場は室内で厚着をしたり、夏場は扇風機を併用したり窓からの日光をカーテンなどで遮ることによってそれなりに快適に過ごすことができます。

フィルターは月1回を目安に掃除することを心がけましょう。フィルターが詰まることでエアコンの消費電力が上がるし、何よりカビなどによる健康被害が心配です。

室外機は吹き出し口に物が置かれていないか確認し、可能であれば室外機の上に簡易的に屋根をつけるのもおすすめです。

特に夏場は室外機が直射日光にさらされることでエアコンの効率が悪化し、結果として消費電力が上がります。

冬場の暖房代の節約については、

ガス代の節約術 -暖房のガス代の節約-

もご覧ください。

テレビ・AV機器の節電

◇省エネモードを設定する
◇寝る前など長時間使用しない場合は主電源をオフにする
◇旅行など長期間使用しない場合はコンセントを抜く
◇タイマーを積極的に活用する
◇音量や画面の明るさを低めに調整してみる

調整に関しては使う人の好みがあるので一概には言えませんが、つけっぱなしで寝てしまったりしないよう、メリハリをつけて使用することを心がけましょう。

節電タップを利用すると管理も楽になります。

電気代をクレジットカード払いにする

クレジットカード払いにしてポイントの還元を受けましょう。

クレジットカード払いだと口座振り替え割引は摘要されませんが、金額差はほとんどありません。

また北海道電力、東北電力、沖縄電力の場合はそもそも口座振替割引がないので、クレジットカード払いにしたほうが節約できることになります。